自閉症療育において読んでおきたい本や、へこんだときに聞きたい歌など、個人的におすすめしたいものを紹介していきます。

 

●書籍

「光とともに・・・」(全15巻+1巻) 戸部 けいこ

ミセス向けの雑誌で連載されていた漫画でドラマ化もされました。連載途中で戸部先生が亡くなられたため、15巻の後半はネームのみ掲載されていましたが、2016年に盟友の漫画家さんがペンを入れ完成!重度の自閉症の光くんとその家族の物語で、周囲に理解してもらおうと頑張るお母さんは本当に強いです。戸部さんもおっしゃった「”自閉症”と言うだけで理解してもらえる社会」が僕の目標です。親御さんは必読です!

 

「自閉症スペクトラム」 本田 秀夫

ASDについての知識を得るために非常に参考になります。本田先生はこの分野でもかなり有名な先生で、講演会でもすごく気さくな印象を受けました。先生は10人に1人が自閉症スペクトラムとおっしゃっていますが、この表現については、考え方が色々あるようです。

 

「行動分析学入門」 杉山 尚子

自閉症療育に必要な応用行動分析学(ABA)の知識を得るために購入してみました。とても読みやすく、納得させられる一冊です。入門という言葉の通り、すらすら読めます。一読して、ぜひ療育の考え方に役立ててください。

 

「自閉症の僕が跳びはねる理由」 東田 直樹

自閉症の方がどんな風に考えているのか、それがどんどん伝わってくる一冊です。はるくんもこんな風に思っているのかな~とか、理解を助けてくれます。作家として世界的に活躍されており、よくテレビにも出演されています。

 

「自閉症の子どもと家族の幸せプロジェクト」 藤居 学

リンクにも貼らせてもらっている、そらパパさんが書かれた本です。この本を参考に、僕も大きな鏡を購入してみました。父親としてできることを色々考えさせられました。

 

「住まいの工夫ガイドブック」 西村 顕

知的・発達障害のある子どものために、玄関やカーテン、庭の柵などにどういった工夫をすればよいか、実践例も多数掲載されている本です。やや閉鎖的にならざるを得ない手段もありますが、新居を建てる前に目を通しておきたい一冊。

 

「自閉症は津軽弁を話さない」 松本 敏治

奥さんとの何気ない会話から壮大な研究テーマへとつながり、それを証明していく過程を描いたもの。題名からは想像のつかないボリュームの大きさと数多くのデータが凝縮されています。

 

「毎日が幸せだったら、毎日は幸せと言えるだろうか?」 さとうみつろう

普段あまりこういったスピリチュアル系(?)の本を読むことはないのですが、悩んでいたときに本屋で目にとまったので購入してみました。下記のmiwaの曲を聴きながらこの本を読めば号泣必死ですw浸りたいときにおすすめ!

  

 

●音楽

「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」  miwa

はるくんの障害に気づいた頃、産婦人科医のドラマ「コウノドリ」がテレビでやっていて、その主題歌でした。すごく温かく優しい歌詞で、はるくんのことを思って何度も聴いては涙していましたw心にしみる歌です。

 

「万華鏡キラキラ」 RYTHEM

ドラマ「光とともに・・・」の主題歌。この曲自体は知っていたのですが、自閉症のことを歌っていたとは知らなかったので、改めて歌詞を見てみるとすぐにそれがわかりました。”心がのぞければいい” ・・・確かにw