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日帰り旅館③

旅館は外観から雰囲気がとてもよく、中に入ると香りも気を付けているのが分かった。

部屋に案内してもらい、さっそく大浴場へ。

はるくんも最近温泉にはまっているのか、「温泉いこう」って言っていた。まあここは正確には温泉ではなさそうだけど・・・

僕はひとりで、はるくんとママが2人で。そのうち年齢的にもはるくんが女風呂に入りづらくなってくるし、ママといまのうちにしっかり入っておいてもらおう。

今まであまり考えてこなかったけど、こどもが男女1人ずついると、温泉旅行もそれぞれ一緒に入れて楽しめるけど、うちみたいに男の子1人だと、ママさんたちは1人で温泉に入ることになってしまうんだよなぁ。。

 

実は以前は、はるくんのこだわりとか今後のことも考えて、大浴場とか温泉は僕と入らせるようにしていた時期もあったんですが、最近は少し考え方が変わってきたように思います。今はむしろ、今のうちにママとたくさん入っておいてほしいと思っています。必然的にママと入ることが出来なくなりますし・・・

 

大浴場はシンプルな造りで、僕のほかに誰もいなかったので、少し寂しい雰囲気ではあった。でも隣からはるくんの大きな声が響いてきたので、僕もなんだかほほえましい気分で入ることが出来た。幸い、女風呂も最初に人がいただけで、途中から2人だったので、はるくんの大声が迷惑にはならなかったみたい。

 

お風呂を上がったところに休憩スペースがあって、そこには雰囲気のいい音楽が流れ、豪華なソファが並べられていた。

フルーツ入りのお水というおしゃれな飲み物が備えられていて、汗を流したあとの体に最高の水だった♪