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おばさま達

年始ということで、ママの実家に親戚が集合されていた。どちらかというと子供は少なくて、おばさま達(50代かなw)が多い。

挨拶がてら、お寿司をいただきに行くことにwこういう集まりのときはいつもお寿司を準備してくださる。

はるくんも最初はなんだか照れ臭そうだったけど、持ち前の明るさと大きな声で、部屋を行ったり来たりして動き回っていた。

 

そういえば、はるくんの障害のことはちゃんとは知らないんだろうか。

「やっぱり男の子だね~」とか言って、はるくんの行動を微笑ましく見てくださっていた。

 

僕たちが着いたときには他のみんなはちょうど夕食を終えたくらいだった。最初は僕とママとおばさま3人の5人で食事をしていたんだけど、そのうちおばさま2人は隣の部屋に移動された。

はるくんはその部屋の間のふすまを開けたり閉めたりして、行ったり来たりを繰り返していた。パンッて音が鳴るくらい力強い開け閉めw 

開けた瞬間に、「あ、違うわ」とか、色々と叫んだりしている。

 

そしておばさま2人が移動したあと、はるくんが向こうの部屋からふすまを開けてこっちを見て「やっぱりおばちゃん1個残ってるわ!」ってw

僕らは爆笑!

1個っていう単位が間違っているのが面白く、それを自信満々に大きな声で言ったはるくんの表情が最高だった。

 

そんな中、そういう風に「残ってる」という感覚も分かってきたんだなぁとこっそり感心もしていた。