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閉め出し事件①

休みの日、朝にママが買い物へいき、僕は庭木に水やりをしようとはるくんと外へ。

はるくんにジョウロを渡して水やりをしてもらっていたら、終盤になってきてはるくんはもう家に戻ろうと思ったみたいで、家の中へ入っていった。

「あ!」と思ったときには、時すでに遅し。

ガチャリ、と音が聞こえて、中から鍵をかけられてしまった。

うわーやってしまった・・

 

うちの玄関の鍵は、中から閉めるのは簡単だけど、開けるのは(子どもが簡単に出て行かないように)少し難しく設定してある。

はるくんも普段たまにうまく開けられることがあるけど、まだまだ難しい。

中で何度かガチャガチャ動かしてくれているけど、鍵は開かない。

ドア越しで色々とアドバイスを送るけど、言葉での指示はかなり難しい。

こういうところにも言葉の理解が難しいことが影響してくるのか・・。

はるくんが半泣きになってきたので、とりあえず窓ガラス越しにでも顔を見せた方がいいかなと思って、「ピアノのところに行って」とリビングへ行くように指示し、僕はウッドデッキに行った。

そこで顔は見えて安心した様子だったけど、はるくんは「パパ、おいで」みたいに言って、僕は「パパ、入れないよ」って何度もやり取りをしていたら、どうやらなんとなく理解はしてくれた様子だった。

その後何度か玄関とウッドデッキを往復して、はるくんもまたガチャガチャ開けようと頑張ってくれていたけどやっぱり無理で、僕ははるくんがリビングでミニカーで遊んだりする様子をウッドデッキから見ながら日向ぼっこをしていた。

するとはるくんが部屋の奥の方へ行ったので、勝手口に行くのかなと思って見ていたら、何かを持ってきてテーブルに置いた。

よく見ると、お菓子のモンブランだ!冷凍庫から出して持ってきたのだw

おおぉぉーい!