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シャンプー事件

ある日のお風呂での出来事。

 

ママとはるくんが先にお風呂に入っていて、僕がしばらくして入ったとき、ママが洗い場で体を洗っていたので、僕はママの後ろでお湯をすくって自分の体を流した。

すると、僕がかけたお湯がママにかかったのがはるくんのお気に召さなかったのか、「シャンプーシャンプー」と連呼し、べそをかきながらママの背中に泡を付けようとする不思議な行動が始まった(はるくん用のシャンプーは、押すと泡で出てくるタイプのやつ)。

ママも「はいはい」と言いながら仕方なくシャンプーを自分の背中に付けてみたけど、はるくんは納得しない。

どこに付けたらいいのか分からないので色々な場所で試したけど、はるくんは何度も何度も「シャンプー」と泣きながら言ってシャンプーの容器をママに渡す。

ママも困っているし、僕も困惑。

どうしたらいいのか分からない。

はるくんが何をどうしてほしいのか分からない。

 

あーなんかリズム崩しちゃったのかな。

きっとママの背中に付いていた泡を僕が流したみたいになったのが、はるくんのこだわりに反したのだろう。

 

もうどうしたらいいのか分からないって親の雰囲気と、涙ながらに訴え続けるはるくん。

 

お互いにとってしんどい時間だったな。

 

こういう行動は本当に困る。でもはるくんもどうしたいのか言葉で伝えられなくて困っているんだろうけど・・・