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発語を促す

最近、少しずつだけど単語が増えてきた。

自発的にたくさん喋るというレベルには全然届かないけど、少し促されたりすると場面に応じた言葉が出ることがある。

 

たとえば「おちゃ」

 

お茶が欲しいときに「おちゃ」と言えることが時々ある。

あえて「おちゃ」と言わせようと、お風呂上がりにコップにお茶を入れない作戦が効果を示したのかな?

 

はるくんが「おちゃ」と言ったとき、ママが「お茶ください」と言うと、はるくんも真似をして(エコラリア)、「おちゃくらさい」と言う。これを繰り返しているうちに、少しの促しだけで「おちゃくらさい」と言うようになってきた。

最終的には「おちゃちょーだい」になったけどw

 

 

子ども同士のやり取りのために教えたかったのが、「かして」→「どうぞ」→「ありがとう」である。

家では、はるくんが電車や何かをママに渡すときに無言で差し伸べるけど、そのときに「どうぞ」とこちらから言うと、はるくんも真似をして「どーぞ」と言う。それを繰り返していると、渡すときには「どーぞ」という音を出すのかなと少しずつ理解していっている様子だ。そして渡された側は「ありがとう」と答える。

それを逆にはるくんが貸してほしくて手を伸ばしてきたときには「かして」と促す。

そして渡してはるくんが無言で受け取ったら「ありがとう、でしょ」と言うと「ありがと」と音を出してくれる。

もちろんこれらは何度も繰り返して徐々に、である。

 

このやり取りを覚えたら、幼稚園ではるくんが他の子が持ってるおもちゃを使いたいときとかに、「かして」と言えるようになって、そして渡してくれたら「ありがと」と言う、この流れが出来るかもしれない。その逆もしかりで、「かして」と言われたら「どうぞ」と差し出すことも出来るかもしれない。

 

音の強弱やイントネーション、発音はまだまだきれいではないけど、少しずつ意味のある言葉を理解できるようになってきている気がする。

エコラリアでしょって突っ込まれるかもしれないけど、子どもは模倣から覚えるものと考えているのでエコラリアでも進歩だと思う。

 

ゆくゆくはこの促し(プロンプト)がなくても、自分から発音してくれることを願ってるよ。