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「光とともに」

久しぶりに新居の様子を見に行ったら、だいぶ工程が進んで、屋根も出来ていた♪

 

その帰り、ツタヤに寄って、「光とともに」という自閉症児が主役の漫画をレンタルした。

以前から存在は知っていて気にはなっていたんだけど、ようやく手に取ることが出来た。

 


・・・それはもう一気読みw

すごく、共感することばっかりで泣きそうになった。

この、周囲に分かってもらえないような悩み、普通は考える必要もないところでのたくさんの苦悩。それが少しずつ描いてあって、絵のタッチは少女マンガだけど、すらすらと読めた。

 

すごくいい。みんなにも読んでほしい。

 

たぶん同じ立場でなければ意味を理解できないところもあるかもしれないけど、当事者や家族がこんなことで悩み、苦労しているということを知ってほしい。

 

 

最近、よくママとはるくんのことを話す。

はるくんはとてもかわいい。笑顔がとってもキュートw

こちらが話していることはほとんど理解できていないし、話しかけても無視されることも多いけど、それでも僕らはつながりを感じている。

はるくんが喜ぶようなことをしたら、しっかり笑顔で喜んでくれる。

 

 

でも!

でも、このままでいいんだろうか?

 

この、なんとなく過ぎていく日常。

確かにほんの少しずつは発達していると思うけど、本当にゆっくり。

この障害を抱えている以上、発達がゆっくりなのは当然なんだろうけど、それでも少しずつ促したい。何かの目標なり課題をもって、毎日を過ごしたい。

 

僕ははるくんが抱える自閉症の勉強をしている。

ママは自閉症のはるくんを見つめている。

 

このずれが、この頃の僕とママの関係がうまくいかなかった理由だと思う。

情けないけど、僕はたぶんまだはるくんの障害を受け入れられていないんだろう。

受け入れることと諦めることの線引きが出来ないんだ。