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「自閉症スペクトラム」

本田先生の著書「自閉症スペクトラム」を一気読みしていた僕。

読んでいて、かなり引っかかったのが、「療育開始時期とIQは相関する」という統計結果だった。

 

たぶん「療育開始時期が早い→症状出現が早い→IQが低い」

ということなんだろう。

まさかその逆はありえないよね?

 

確かにはるくんは症状に気づかれるのが早かった。1歳半で診断を受けた。

それだけ典型的なんだろう。

それが統計的にはIQが低い方に入るということ。

 

そっか・・・そうなんだろうな。

辛い事実をまた知ってしまったw

 

 

読んでいて目からうろこだったのが、

「ゲーム」「ゲーム以外の趣味」「勉強」の3つからどれか捨てないといけないとしたら、ごめんなさい「勉強」を諦めてください。

と、言い切っていたのだ!この発想はなかったw

それだけ自閉症児・者にとって、余暇の問題が大きいのだ。自閉症児にとって長い目で見て、勉強よりも趣味の方が大切だということなんだと思う。大人になってから趣味がないと、余暇をどう過ごしていいのか分からず問題行動が増えてしまう。でも趣味があればその人の生活は豊かになる。

 

確かにそうなんだろうけど、勉強を捨てるという発想は簡単には出来ないw

 

 

自閉症の頻度に関して、本の中では、典型的な自閉症は1000人に3人ほど、自閉症スペクトラムは(非障害も含めて)10人に1人と指摘されていた。

 

 

すごく読みやすかったから一気に読んでしまった。

もっと勉強しないとなーーー

 

はるくんの考えてること、見えてる世界をもっと知りたい。

そしてそこにママとパパを入れてほしいな。