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勉強するのが辛い

今日は自閉症eサービスの「初任者のための実技講習」へ、一人で奈良市まで行った。

「初任者」という対象なので、基本的には、施設の職員の方や、養護学校の先生などに向けた内容であった。周囲を見渡しても、だいたいがそういった支援者の方で、保護者は少なかったんじゃないだろうか?

こういった困った行動があったときには、こう考えてこう対応しましょうといった感じの講座だった。

実際に体を動かすロールプレイを織り交ぜながら、わかりやすくて勉強になったのは確かだ。暴れられたときはこことここを抑えて・・・と僕もスタッフの方に抑えられたけど、確かにこれでは動けないなと思った。

 

半日勉強して、なんだか賢くなったような気がして、帰路へw

 

 

帰宅後、僕はなんだか凹んでしまっていた。

いつもそうだ。こういう勉強会に行くと現実を突きつけられる。

自閉症はこんなにも重い障害ですよ、と。

 

勉強しに行ってるはずなのに、何を得て帰ってきているのかw

 

 

今回も、ビデオで自閉症の小学生や成人の方が登場していた。

小学生は自傷他害がひどかったり、成人の方は「あーうー」などの奇声を発して、表情も何を考えているのか分からない。

 

はるくんが今後どんな風に成長していってくれるかはまだまだ分からないけど、ただただ不安だ。将来が楽しみ、とは到底言えない。

 

コミュニケーションを取れるようになるのか?

ちゃんと一人で生きていけるまで成長するのか?

親元から巣立つことを期待していいのか?

周囲に迷惑をかけながら生きていく人生なのか?

 

 

勉強して理解を深めるしかない。

少しでもはるくんがいい方向に向かうように。