4月2日は、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」です。
そして、日本ではそこから1週間(4月2日から8日まで)を発達障害啓発週間として、各地で啓発活動が行われています。
郡山のイオンモールでイベントが開催されるので、僕の両親と3人で参加した。
開始20分前に着いたときに、参加している一般の方はかなり少なくって、「うわーやっぱりこんなもんなんかな」って心配になったけど、開始直前には普通に50人くらい集まっていた。
集まって「くれて」いた、という表現が正しいかもしれない。親としては。
なんか学生さんとか若い人もいて、嬉しかったな。
イベントは3部構成になっていて、最初はHAHAHAキャラバン隊(自閉症児・者の母親らで構成)からの自閉症の疑似体験、次はメンターの先輩家族からの体験談、最後に当事者(高機能自閉症の方?)からの体験談という流れだった。
HAHAHAキャラバン隊のお母さん方は、みなさん明るく元気いっぱいで、でもきっといろんな苦労をされてきたんだろうなと感じた。
疑似体験を通して、「あぁはるくんはこんなしんどい世界で生きているのかな」と逆に不安に思うこともあったけど、だからこそ支えてあげないといけないなと思った。
終盤に流れた、自閉症児の写真とメッセージを書いたスライドショーでは、思わず涙してしまった。まさか両親の隣で泣いてしまうとは・・・
彼らのことを「困った人」ではなく、「困っている人」という発想を大事にしていかないとな。
僕たち周囲が感じる以上に本人たちは困っているはずだ。