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脳波検査

自閉症児は、てんかんの合併率が2-3割と高く、これは一般人口よりも20-30倍高い計算になる(一般的には1%といわれている)。

そしてそれは知的障害が強いほど合併率が高いという。

また、脳波異常だけでいうと、およそ半数で異常がみられるようだ。

 

 

はるくんは、心臓手術のときに数時間脳への血流が遮断されていたため、僕はその影響もあるんじゃないかと勝手に考えて(通常は運動麻痺などが出るはずなので、たぶん、何かしら理由が欲しかったんだと思う・・。)、何度かはるくんの頭部MRIを撮ろうとしていた。

でも敏感でなかなか寝ないはるくんには、音のうるさいMRI室で30分も寝続けるというのは非常に難しく、何度かtryはしたけど諦めることにした。

 

そこで、まだハードルの低い脳波検査をすることにした。

 

小児科では、脳波やCT、MRIなどの検査のときに、子供を寝かせるために鎮静剤のシロップを飲ませることがよくある。

昼寝をさせないように起こしておいてもらって、はるくんに鎮静剤を飲ませて、寝てしばらくしたところで脳波検査!

 

なんとか検査終了まで寝てくれていた。

 

 

結果も、明らかな異常はなし♪

 

でも思春期に発症しやすい子もいるので、今後も注意してみていかないといけない。